Lightweight AP(Cisco WLC用AP)
20131023

概要
 WLCを用いたAPの初期設定
 AP側及びWLC側から見た、設定後の確認コマンド等
 ページが長くなってきたのでそのうちWLCとページを分ける予定

WLC使用のメリット
 集中管理が可能
 電波の出力やチャンネルの自動調整

デメリット
 WLCダウン時に全ての通信が不能
 →Localモードではなく、H-REAP(FlexConnect )モードで構築することで回避可能
 設計構築をする際に、Google先生で調べても情報が少ない。
 →不思議な挙動をする事も多く、立会い時にトラブルが発生した際に対応が難しい。

環境
 WLC IOSVersion 4.4x〜7.4x
 →7.2以降はh-reapをflexconnectに置き換えてください。
 APのホスト名 AP1GOU
  IPアドレス 192.168.0.150/24
 プライマリWLCのホスト名 WLC01
  IPアドレス 192.168.0.129/24
 セカンダリWLCのホスト名 WLC02
  IPアドレス 192.168.0.130/24
 デフォルトゲートウェイ 192.168.0.1/24
◆APの中心にあるランプによる状態の確認(CAP3502 目視での確認)
 赤、緑、黄色...のループによる点滅
 →WLCが見つからない、必死で捜索中状態。10分毎ぐらいに勝手に再起動する。
 青点滅
 →WLCに帰属し、IOSをダウンロード中
 緑点灯
 →WLCに帰属し、接続クライアントが全く無い状態。
 青点灯
 →WLCに帰属し、1台以上のクライアントが接続している状態。
◆APにコンソールログイン(ロールオーバーケーブルにて接続)
 Login Password Cisco
 Enable Password Cisco
◆AP初期設定の魔法の4行
 通常のコマンドとは違い、Configモードには入れません。
 write memoryも必要ありません。
 CAPWAPコマンドにて設定していきます。

APxxxx.xxxx.xxxx#cawap ap hostname AP1GOU
→ホスト名
→デフォルトホスト名は、AP+MACアドレスで構成されています。

AP1GOU#capwap ap ip address 192.168.0.150 255.255.255.0
→APのIPアドレス

AP1GOU#capwap ap controller ip address 192.168.0.129
→WLCのIPアドレス

AP1GOU#capwap ap ip default-gateway 192.168.0.1
→デフォルトゲートウェイのIPアドレス

疎通が可能であれば、この時点でWLCに帰属。
IOSのVersionを合わせる為にダウンロードされます。
以降の設定はWLCから行う事がほとんどです。

※ホスト名設定時に以下のエラー表示が出る場合
APxxxx.xxxx.xxxx#capwap ap hostname AP1GOU
ERROR!!! Command is disabled.
→一度でもWLCに帰属した場合に発生。WLCから設定してください。
 デフォルトのパスワード(Cisco)から変更されている場合は出ないらしい。
◆APのCAPWAP設定確認コマンド
AP1GOU#show capwap ip config

LWAPP Static IP Configuration
IP Address 192.168.0.150
IP netmask 255.255.255.0
Default Gateway 192.168.0.1
Primary Controller 192.168.0.129
◆AP設定確認コマンド
AP1GOU#show controllers dot11Radio 0
→11b/gの詳細。表示は長いけど、大抵の場合は見るべきところは限られている。
 Radio Dortmunder 2.4, Base Address xxxx.xxxx.****, BBlock version x.xx, Software version 3.00.xx
 →Bace MAC Address(BSSID)
 →****部分がWLAN毎に生成され、SSIDとなります。詳細は省略。
 Configured Frequency: 2412 MHz Channel 1
 →使用チャンネル
 Configured Power: 17 dBm (level 1)
 →電波出力
 →level1〜7まで有り、1が最大 7が最小

AP1GOU#show controllers dot11Radio 1
→11a/nの詳細。表示は長いけど、大抵の場合は見るべきところは限られている。
 Radio Dortmunder 5, Base Address xxxx.xxxx.****, BBlock version x.xx, Software version 3.00.xx
 →Bace MAC Address(BSSID)
 →****部分がWLAN毎に生成され、SSIDとなります。詳細は省略。
 Configured Frequency: 5260 MHz Channel 52 40MHz, extended above (DFS enabled)
 →使用チャンネル
 Configured Power: 11 dBm (level 1)
 →電波出力
 →level1〜7まで有り、1が最大 7が最小
◆WLCからAPの設定を変更する場合のコマンド
 ここからの設定は必要に応じて設定していきます。

(WLC01) >config ap name AP1GOU APxxxx.xxxx.xxxx
→ホスト名の設定
→xxxx部分はMACアドレスを記入

(WLC01) >config ap location "2F_HANARE" AP1GOU
→機器を結び付けるロケーションを指定
→監視システム等で、把握しやすくするために設定する場合が多いです。
→設定はホスト名単位で行われる。

(WLC01) >config ap primary-base WLC01 AP1GOU 192.168.0.129
→プライマリーWLCの指定
→WLCのホスト名と設定を入れるAPのホスト名、そしてWLCのIPアドレスを記述
→AP Fall BackがEnableであれば、新しいプライマリWLCへ自動的に切り替わる点に注意(断時間発生)

(WLC01) >config ap secondary-base WLC02 AP1GOU 192.168.0.130
→セカンダリーWLCの指定
→WLCのホスト名と設定を入れるAPのホスト名、そしてWLCのIPアドレスを記述

(WLC01) >config ap telnet enable AP1GOU
→APに対するtelnet接続を許可する。
→設定はホスト名単位で行われる。

(WLC01) >config ap mode h-reap AP1GOU
Changing the AP's mode will cause the AP to reboot.
Are you sure you want to continue? (y/n) y
→localモードからh-reapモードへ変更
→clean air何かにも出来ます。
→設定はホスト名単位で行われる。
→APの再起動が必要な為、yを押して再起動してください。

(WLC01) >config ap disable AP1GOU
(WLC01) >config ap h-reap vlan enable AP1GOU
(WLC01) >config ap h-reap vlan wlan 1 111 AP1GOU
(WLC01) >config ap enable AP1GOU
→H-REAPのVLANマッピング設定
→一回APの機能を停止、H-REAPの有効化、VLANマッピングの設定、APの機能を再開
→WLANID1に対してVLAN111を割り当てています。
◆WLCからAPの設定を変更する場合のコマンドその2
 ここも必要に応じて設定していきます。

(WLC01) >config ap disable AP1GOU
→設定変更をする前に、AP機能を無効化

(WLC01) >config 802.11a disable AP1GOU
→同じように802.11aを無効化

(WLC01) >config 802.11a chan_width AP1GOU 20
→チャネルボンディング無効化設定
→逆に、20Mhzから40Mhzにすることで有効化

(WLC01) >config 802.11a channel ap AP1GOU 40
→使用するチャネル指定

(WLC01) >config 802.11a txpower ap AP1GOU 4
→電波出力のレベルを指定(1〜7)

(WLC01) >config 802.11a enable AP1GOU
→設定が終わったので、まずは802.11aを有効化

(WLC01) >config ap enable AP1GOU
→同じようにAP機能も有効化

◇上記設定の確認コマンド(WLC側)
(WLC01) >show advanced 802.11a summary

AP Name MAC Address Admin State Operation State Channel TxPower
-------------------------------- ------------------ ------------ --------------- ---------- --------
AP1GOU xx:xx:xx:xx:xx:xx ENABLED UP 40 4( )
AP2GOU xx:xx:xx:xx:xx:xx ENABLED UP (36,40)* 7(*)

AP1GOU
 40ch 固定
 電波出力Lv4 固定
→AP2GOU
 36,40ch(チャネルボンディング) 自動
 電波出力Lv7 自動

→*があれば基本的に自動で設定された値
→802.11bにすることで11bの情報を表示することも出来ます。
 (WLC01) >show advanced 802.11b summary
◆WLCからAP設定を確認
(WLC01) >show ap config general AP1GOU
→長いので省略
◆割と便利な帰属AP情報表示
(WLC01) >show ap join stats summary all
Number of APs.............................................. 1

Base Mac AP EthernetMac AP Name IP Address Status
yy:yy:yy:yy:yy:yy xx:xx:xx:xx:xx:xx AP1GOU 192.168.0.150 Joined

→Bace Mac address(BSSID)と物理MACアドレスとIPアドレスを一挙に表示
→完成図書作成時に力を発揮
◆APのログを表示
(WLC01) >show ap eventlog AP1GOU
AP event log download has been initiated
Waiting for download to complete

AP event log download completed.
======================= AP Event log Contents =====================
*Mar 1 00:00:00.000: %CAPWAP-3-ERRORLOG: Not sending discovery request AP does not have an Ip !!
以下省略

→WLCのCLI上からAPのログを表示させる。
→telnet接続をenableにしてない場合や、WLCから一括ログ取得時に使われたりします。

以上